競馬日記 桃源郷 UMA パラダイス

1990年代ダビスタブームを過ごし、2021年のウマ娘ブームで競馬熱が開花した人の日記です。自らの所感と知識をまとめるためにロング版twitter感覚で逐次投稿します。内容は全て執筆当時の認識であり後年の観点からは誤認もあるかと思います。(発見した場合、修正でなく追記を行います)

G2 読売マイラーズカップの予想と結果 二強対決を晩成ソウルラッシュがパワフルに制す

 毎週知人向けDiscordにかなり凝った予想を書いているため、今週はblogの方にも実験的に転載しています。

出馬表

馬名性齢斤量騎手 調教師
1 トゥードジボン牡5 57*藤岡佑介(栗)四位洋文
2 スパイダーゴールド牡5 57*西村淳也(美)鹿戸雄一
3 セリフォス牡5 58 川田将雅(栗)中内田充
4 リューベック牡5 57*浜中俊(栗)須貝尚介
5 エアロロノアセ7 57*幸英明(栗)笹田和秀
6 ビーアストニッシド牡5 57*和田竜二(栗)小崎憲
7 ノースザワールド牡6 57*北村友一(美)斎藤誠
8 トランキリテ牡5 57 武豊(栗)松永幹夫
9 ニホンピロキーフ牡4 57 田口貫太(栗)大橋勇樹
10 コレペティトール牡4 57 岩田康誠(栗)中竹和也
11 アリストテレス牡7 57*古川吉洋(栗)上村洋行
12 ソーヴァリアント牡6 57*池添謙一(美)大竹正博
13 セッション牡4 57*坂井瑠星(栗)斉藤崇史
14 ソウルラッシュ牡6 57*団野大成(栗)池江泰寿
15 フリームファクシ牡4 57*富田暁(栗)須貝尚介
16 ボルザコフスキー牡5 57 吉村誠之(栗)清水久詞
17 エエヤン牡4 57 M.デムー(美)伊藤大士

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基本的な考え方

シンプルに人気馬が強い実力通りになりやすいレース。
京都は逃げ先行が何故か残れない。謎の減速装置がある直線。
芝の張替え作業を行ったため、トラックの状態は良いところと悪い所の差が見た目以上にありそう(土曜では明確な認識を持つ事はできなかった)
新京都は全く原因不明の芝の早期剥がれが頻発している。マイラーズCまでに芝コースはあと5回使用。
雨が降っても降らなくても予想内容は同じ。
イメージする勝ち方は「直線外伸」

・土曜朝のトラック状態

第2回京都競馬終了後、特に傷みの激しかった外回り3コーナーから4コーナーを中心に約2,000平方メートルの芝張替を行い、併せてコース内側の蹄跡補修・洋芝追加播種・シート養生を行いました。その後肥料散布・薬剤散布・芝刈り等の管理作業を行い、芝の生育促進に努めました。芝の生育は順調で概ね良好な状態です。

馬場情報(京都競馬場) JRA

ペース予想

S ■■▢▢▢▢▢ H
 エエヤンを逃げさせないために・セッションとビーアストニッシドを先行粘らせないためにペースアップしても、こんなものかな。高速展開の京都マイルがイメージできない。
 スローでも先行有利にならないという矛盾が京都のよく分からない所です。
 自分のペース判定の考え方と何か違いがある。自分の考える前半適正基準タイムが速すぎる可能性。脳内オーバーレイがレコメンドするベストポジションが前すぎがちかも。

結論

 展開以前に、能力で抜けているセリフォスが勝つかソウルラッシュが勝つかというレース。
◎ソウルラッシュ(ここで勝つ必要性がある馬。マイルCS 2023はタイム差0.0の2着。昨年はシュネルマイスターと0.1秒差の3着。中位伸びるで)
◯セリフォス(ソウルラッシュ以上に安田記念で勝てると見込まれているはずの馬。同コースのマイルCS 2023で先行して上手くいかなかったので、後方一気をテストする)
△1セッション(坂井瑠星の新京都1600mでの戦績が突出している事・京都金杯の経験値を評価)
△2ニホンピロキーフ(京都・小倉特化型で適性面では抜けている。能力では全く劣る)
△2トランキリテ(470kgの馬体でハンデ戦リステッド競走で55kgで負けてるようでは57kgが苦しいけれど、3争のライバルは少ない。人気はありすぎる印象)

セリフォスの陣営コメントは目標なのか休み明け感なのか、どちらが優勢なの!?という感じです。
戦績的には確かに休み明けより2走目がいいかなあ‥‥?
鉄砲 [1.0.0.3]
2走目 [1.1.0.2]

ソウルラッシュの方が休み明けには強い。

鉄砲 [2.1.1.1]
2走目 [1.1.0.3]

結果

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 かなり速いペースのためか3コーナー入りまでは強めに押さないと進まないように見えたソウルラッシュが4コーナーで外を回って直線突き抜ける貫禄の優勝。重賞3勝目。読売マイラーズカップは2勝目。団野大成騎手は負傷した松山弘平からの乗り替わりで重い責任を果たした。11時台から降り続いた雨により稍重の馬場となった事も、この馬に向いたかもしれない。

 1kg重い斤量のセリフォスは大幅馬体重増で調整中の感あり、それでも馬群をすり抜けロスありつつも2着。事前評価が突出していた2頭はいずれも非常に強かった。

 3着はニホンピロキーフで2023年デビューの田口貫太は初の重賞3着内。

 4着エアロロノア・5着ソーヴァリアントなど中段に構えた者が掲示板を独占した。

 自身の予想としては◎→◯→△2の決着。天候悪化で道悪となったためソウルラッシュの人気がさらに高まっていた。(午前中2.8倍近辺から直前2.4倍に)

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実効ペース

S ■■■■▢▢▢ H
12.1-10.9-11.1-11.5-11.5-12.0-11.5-11.9

 前に行きたい馬が皆行けた結果、自分がイメージできなかった「高速展開の京都マイル」そのものとなった。トラックの状態に対してはかなり速いタイムのはず。

このレースの詳報が掲載されている雑誌



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