競馬日記 桃源郷 UMA パラダイス

1990年代ダビスタブームを過ごし、2021年のウマ娘ブームで競馬熱が開花した人の日記です。自らの所感と知識をまとめるためにロング版twitter感覚で逐次投稿します。内容は全て執筆当時の認識であり後年の観点からは誤認もあるかと思います。(発見した場合、修正でなく追記を行います)

いまいち納得できない夏の小倉の2歳馬番組表とローテーション

 今年のフェニックス賞は率直に言って面子があまりにも揃っていない。中央1勝でもあげている馬がシカゴスティングの1頭しかいないOP競走って、そんなのやっていいんですか?2歳OPなので勝っても2勝クラス入りするだけのことではあるんですが‥‥もう普通の2歳未勝利感覚で挑戦するだけお得なレースになってしまっています。

 1200mの新馬戦それも関西ブロックで行われるレース自体が少ないので、勝ち馬の数が足りるはずがないんですよね。

 小倉ならではの九州産馬限定OPひまわり賞も小倉開幕週デビューで中1週、そこから外れると連闘ローテになってしまいます。
 夏の小倉の2歳馬はまともなローテの組みようがないです。小倉2歳Sは9月入るのでこれだけマシかなという状態。

もっと活用して欲しい小倉コース

 不人気で真夏と真冬しか開催されないのは仕方ないとしても、根本的に開催期間が短すぎます。*1

 立地都合でほぼ関西馬しか来ないのが大きなネックだけれども、1200mとしては極端なトラックバイアスになりづらいコースレイアウト的にはスプリントOP・G3できればG2の定番競馬場になって欲しいなあというのが私的な要望です。あと20年は無理そうですが。
 先行有利は当然としても、内の馬場が死んでいても外差しで意外と何とかなるのがちょっと楽しいコースなのです。幅員広い上にスパイラルカーブで立ち上がり勝負がやりやすく、内外ばらけて好きな進路で各々のパフォーマンスを発揮しやすい印象を持っています。

あまりにも短すぎる夏の小倉、実際どうなった?(2023年09月04日追記)

  • 番組表から予想された通り、九州産馬限定オープンひまわり賞参戦馬の多数が新馬戦・未勝利戦・本レースと真夏に三連闘を戦う事になった。
  • フェニックス賞に1勝馬が1頭しか出走せず、単勝1.1倍に。ほとんど馬也かゴール前強めくらいで勝ってしまった。これで1勝特別戦でなくオープン特別戦の賞金が入って朝日杯でもホープフルステークスでも、3歳冬G3でも除外の心配がほとんどなくなるのは、ローテの穴過ぎてちょっとどうかと思います。(優勝:シカゴスティング)
  • 最終週はローカル1200mなのに外差しが決まる楽しい馬場になった。(コース替わりしないでAコースのままでしたね‥‥)

そもそも1勝馬の弾数が少なすぎるオープン特別競走フェニックス賞、廃止へ?(2024年4月20日追記)

 2024年夏季競馬番組表において、小倉のフェニックス賞がなくなっている事が判明しました。夏の小倉は新馬戦にもまだ出られていないものが大半の時期で、その中で1勝でもあげられているものはさらに少数、ダメ押しとして小倉まで移動できるのは事実上関西馬のみでですから、2023年のように1勝馬シカゴスティングが回ってくるだけで勝ってしまうようなレースが今後も頻発すると予期したのではと推測しています。

*1:小倉は夏暑くて冬寒い街だが、ここでは一旦度外視。