競馬日記 桃源郷 UMA パラダイス

1990年代ダビスタブームを過ごし、2021年のウマ娘ブームで競馬熱が開花した人の日記です。自らの所感と知識をまとめるためにロング版twitter感覚で逐次投稿します。内容は全て執筆当時の認識であり後年の観点からは誤認もあるかと思います。(発見した場合、修正でなく追記を行います)

レース番組表に秋の訪れを感じる。オールカマー・神戸新聞杯ウィークがやってくる。

 オールカマーと神戸新聞杯がやってくると、秋G1を狙える有力馬たちの臨戦態勢はもちろんのこと、気候的にも「秋が始まる」という感じです。

 動物と共にある競技であるため、季節の移り変わりを共に楽しめる。こういった趣も競馬の楽しみの一つ。

レース後の追記

 いずれもGIに繋がる非常に熱いレースで、記憶にも、そして神戸新聞杯はレコード決着で記録にも残るレースとなりました。
 ロングスパート戦を制したサトノグランツ、これは強いぞ!菊花賞三世代制覇だ!といった所です。
 前半が遅いスローペースの展開ながら後半が非常に速く、前後がほぼ均等ないし前半がやや速い運動生理学的最適ペースよりタイムが出づらい展開でこのパフォーマンスは、京都コースのレイアウトとも噛み合うかと推測します。

2022年牝馬クラシック戦線で活躍したウォーターナビレラ 4歳9月で引退・繁殖入り

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 武幸四郎調教師・武豊騎手の兄弟コンビでKBSファンタジーステークス2021を制し、タイム差0.0に多数が殺到した激戦の桜花賞2022で二冠牝馬スターズオンアースと同タイムの2着となったウォーターナビレラが引退した。

 2歳時のファンタジーSでナムラクレアを圧倒した力も、今はもうそのような事が全く考えられない状態になっていました。「馬ってここまで全く走らなくなる事ってあるんだな」と学びました。もっとずっと上まで目指せる馬と見ていましたが、パフォーマンスに占めるレースセンスの割合が高すぎて絶対的スピードが全然伸びなかった印象です。(タイム・スピード指数的にもそのように算出されています)

 好調時は、決して高いといえない配合レベルからこの成績を上げる種牡馬シルバーステートの主張力に驚かされたものでした。種付料600万円化の立役者の一頭です。

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喜怒哀楽、厩務員の日々 田村正一「サラブレッドと暮らしています。」

 今作は園田競馬の厩務員が描いたエッセイ感覚のマンガです。この笑いと悲しみが揃った感覚、中央競馬ファンでも条件馬を多く追って見ている自分の感覚にぴったりハマりました。そう華やかではないレースと、皆で日々の稽古付けがある日常。そして馬の競走生命には始まりがあれば終わりも‥‥

 著者の白泉社らしいマンガ力が非常に高く、競馬と全然関係ない分野で描いた作品も楽しそうです。
 ポーカープレイヤーになってそのマンガを描いているのは驚きでしたが‥‥!

 最近競馬ファンの間で自虐入ってる身も蓋もなさで話題になった園田競馬ビギナーズガイドも描いていると知り納得の笑いも。twitterで見かけるG1予想おじさんマンガもこの方の作品だったんですね笑


 2023年末に競馬予想マンガのまとめ版が出ました。

いまいち納得できない夏の小倉の2歳馬番組表とローテーション

 今年のフェニックス賞は率直に言って面子があまりにも揃っていない。中央1勝でもあげている馬がシカゴスティングの1頭しかいないOP競走って、そんなのやっていいんですか?2歳OPなので勝っても2勝クラス入りするだけのことではあるんですが‥‥もう普通の2歳未勝利感覚で挑戦するだけお得なレースになってしまっています。

 1200mの新馬戦それも関西ブロックで行われるレース自体が少ないので、勝ち馬の数が足りるはずがないんですよね。

 小倉ならではの九州産馬限定OPひまわり賞も小倉開幕週デビューで中1週、そこから外れると連闘ローテになってしまいます。
 夏の小倉の2歳馬はまともなローテの組みようがないです。小倉2歳Sは9月入るのでこれだけマシかなという状態。

もっと活用して欲しい小倉コース

 不人気で真夏と真冬しか開催されないのは仕方ないとしても、根本的に開催期間が短すぎます。*1

 立地都合でほぼ関西馬しか来ないのが大きなネックだけれども、1200mとしては極端なトラックバイアスになりづらいコースレイアウト的にはスプリントOP・G3できればG2の定番競馬場になって欲しいなあというのが私的な要望です。あと20年は無理そうですが。
 先行有利は当然としても、内の馬場が死んでいても外差しで意外と何とかなるのがちょっと楽しいコースなのです。幅員広い上にスパイラルカーブで立ち上がり勝負がやりやすく、内外ばらけて好きな進路で各々のパフォーマンスを発揮しやすい印象を持っています。

あまりにも短すぎる夏の小倉、実際どうなった?(2023年09月04日追記)

  • 番組表から予想された通り、九州産馬限定オープンひまわり賞参戦馬の多数が新馬戦・未勝利戦・本レースと真夏に三連闘を戦う事になった。
  • フェニックス賞に1勝馬が1頭しか出走せず、単勝1.1倍に。ほとんど馬也かゴール前強めくらいで勝ってしまった。これで1勝特別戦でなくオープン特別戦の賞金が入って朝日杯でもホープフルステークスでも、3歳冬G3でも除外の心配がほとんどなくなるのは、ローテの穴過ぎてちょっとどうかと思います。(優勝:シカゴスティング)
  • 最終週はローカル1200mなのに外差しが決まる楽しい馬場になった。(コース替わりしないでAコースのままでしたね‥‥)

そもそも1勝馬の弾数が少なすぎるオープン特別競走フェニックス賞、廃止へ?(2024年4月20日追記)

 2024年夏季競馬番組表において、小倉のフェニックス賞がなくなっている事が判明しました。夏の小倉は新馬戦にもまだ出られていないものが大半の時期で、その中で1勝でもあげられているものはさらに少数、ダメ押しとして小倉まで移動できるのは事実上関西馬のみでですから、2023年のように1勝馬シカゴスティングが回ってくるだけで勝ってしまうようなレースが今後も頻発すると予期したのではと推測しています。

*1:小倉は夏暑くて冬寒い街だが、ここでは一旦度外視。

菊花賞2022優勝馬アスクビクターモア熱中症により死す(当日緊急更新)

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 アスクビクターモアが外厩熱中症死してしまった。
 放牧先は恐らく宮城県山元トレセンと考えられている。
 阪神3000m 3歳にしてナリタトップロード超えのスーパーレコード菊花賞制覇 忘れないよ。

 それにしても、とてつもない気温の時代になってしまった。

 本馬の成績について、競走馬一般論的には距離長めでは4歳馬が一番つらい。
 3歳から4歳になる際に斤量増えるが、1月1日になった途端に能力が伸びる訳がないので、5歳6歳で身体がさらにしっかりしてからMAXパフォーマンスを迎える。一部で最弱世代と揶揄されたコントレイル世代が一気に復調したのはまさにこのような成長曲線の賜物だろう。
 このことから、天皇賞・春 2024・2025で見たかった‥‥。

 あとはちょっとおもしろいレース選びといえば、凱旋門賞ウィークあたりにロンシャンで行われる4000m競走、現状キプリオス独壇場のカドラン賞(G1)これに殴り込みをかけてほしかった。長距離GIはJRAだと天皇賞・春しかないから、秋は何に出るかというアイデア

 引退後は欧州型ディープインパクトとしてフィエールマンと種牡馬成績で覇を競ってほしかった。

 全ては夢。詮無い話。

クラシック戦線、勝つならいつデビューが良い?2022年世代(ドウデュース世代)の場合

 Discordに書いた文章の再録です。数字は日本ダービーでの馬番。

 私の感想としては‥‥

  • 北海道シリーズは牡馬POGで軽視しても良い。別の年にエフフォーリア出ているが‥‥
  • 新潟デビューは評価がインフレしやすい?マイラー向き?ここにはイクイノックスしかいない。
  • 関東馬は秋の東京を待て。関西馬は夏の小倉から取るのも可。
  • 1800mより短い所でデビューして掲示板に載った馬はいなかった。3歳春の2400mは長い。
  • 22世代はレコード決着だったため能力順に近い結果と考えており、上位陣は特に高く評価している。
  • 京都が工事中だったため、このデータには歪みがある。


1 アスクワイルドモア 7月11日函館1800 ←函館でクラシック戦線乗ってくるイメージはないため意外性大・関西馬
2 セイウンハーデス 10月31日阪神1400 ←1600より短い所スタートはこれだけ
3 アスクビクターモア(結果3着) 6月26日東京1800 ←早期デビューがいいよね組
4 マテンロウレオ 10月30日阪神2000
5 ピースオブエイト 7月11日小倉1800
6 プラダリア(結果5着) 翌年1月15日中京2000  ←突出して遅い時期でも青葉賞1着
7 オニャンコポン 9月11日中山2000m
8 ビーアストニッシド 10月3日中京1600
9 ジャスティンパレス 9月12日中京2000
10 マテンロウオリオン 12月12日阪神1600 ←これで1月上旬のシンザン記念に間に合ってNHKマイルカップ2着も取る驚異的ローテ
11 ジャスティンロック 9月19日中京2000
12 ダノンベルーガ(結果4着) 11月21日東京2000
13 ドウデュース(結果1着) 9月5日小倉1800 ←ここからでも朝日杯間に合う
14 デシエルト 12月19日阪神ダート1800 ←ダートでも1800mで下ろしたい
15 ジオグリフ 6月26日東京1800  ←皐月賞馬はやっぱり仕上がりが早い
16 キラーアビリティ 6月27日阪神1800  ←ホープフル馬も仕上がり早い
17 ロードレゼル 9月26日中山2000
18 イクイノックス(結果2着) 8月28日新潟1800 ←新潟デビューは選抜されすぎているのか意外と少ない


 このエントリ、スクレイピング等で自動化できるものならしてみたいです。例えば皐月賞を含めたクラシック戦線の結果一覧・獲得賞金順といった統計の表が作れるはず。複数年度を合わせる事もできるはず。


有料部分は投げ銭機能で、お礼が一言書かれているのみです。

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POG 2022-2023 最終結果と回顧

netkeiba

22809位 (59439人中)
獲得ポイント 15294pt (平均18408pt)

 総評としては、とにかくケガが多かった。未勝利馬が多いのは諦められてもケガはやりきれない。

ドゥラエレーデ

主な戦績:GI ホープフルステークス 優勝 G2 UAEダービー 2着 GI 日本ダービー 出走(スタートと同時に躓いて騎手落馬競走中止)
 これが私にとってPOG初のGIホースとなりました。バウルジャン・ムルザバエフは個人的殿堂入り騎手です。かれの腕前でなければホープフルSは勝てていません。

 デビュー前にOP馬アイコンテーラーの調教に映り込んでいた謎の超高速2歳馬として話題になった時の事が懐かしい。今この馬は謎ローテで広くファンに親しまれているのも、単に競走成績が高いのと同じくらい喜ばしいことです。

 最後の日本ダービーでスタートと同時に躓いて騎手落馬したのは残念ですが、その分消耗が小さかったためこの後は久々の宝塚記念出走3歳馬となりそうです。可能であればさらにジャパンダートダービーにも出走してほしいですね。恐ろしいほど詰まったローテーションになるのは確かですが‥‥有馬記念と東京大賞典両方に出たデルタブルースよりは余裕があります。

(その後、ジャパンダートダービーには出走せず。出たとしても勝てたとは全く思えない極限のバトルでした)

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ラスハンメル

主な戦績:若葉ステークス(リステッド競走)2着 GI 皐月賞 16着
https://db.netkeiba.com/horse/2020103554/
 こちらは私にとってPOG初のクラシック競走出走馬となりました。シルバーステート旋風の中、ノーザンファーム産かつ大柄である事で選出した馬です。なかなか能力を出し切ってくれなくて、若葉ステークスの逃げ残りでやっとパフォーマンスを発揮してくれた感でした。賢さをサボることに使うタイプの馬なのかな?という印象です。

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ダイヤモンドハンズ

主な戦績:G3 札幌2歳ステークス 3着
 サトノダイヤモンド産駒でナンバーワンの出来との評判で選定。札幌2歳Sで極端な外枠有利馬場の1枠1番から3着に突っ込んできた勢いは将来を期待させるものが大でしたが、その後骨折しシーズン終了。6月2週の3歳以上1勝クラス特別戦でごくごく普通に敗れて菊花賞出走も厳しそうなのがさらに残念。

ネアセリーニ

主な戦績:野路菊ステークス(オープン)5着
 ハーツクライに北米ダート重賞勝ち母というディープインパクトで行われたのと同様の定番の常勝配合です。野路菊Sの直後に骨折、療養中に再び骨折しそのままシーズン終了。レース中の伸びも異様に悪く、その段階から既にダメージがあったのだろうか。

ルモンドブリエ

主な戦績:黄菊賞(1勝クラス)3着 屈腱炎引退
 エフフォーリアを輩出したエピファネイアに母ラクレソニエールはフランスの1000ギニーとオークスを制した二冠牝馬、社台レースホース募集総額1億円とフラッグシップ級にふさわしい素晴らしい血統で選出しました。2走目の黄菊賞で不可思議なほど伸び欠いた後、重度の屈腱炎により引退。唯一のレースキャリアリタイア馬となりました。痛恨事でした。

トラミナー

主な戦績:2歳新馬戦 2着
 シャケトラの下で、牝馬ながらに金子真人HDによる落札価格は1億円超。セレクトセールに出たサトノダイヤモンド産駒ではトップレベルの出来のはずと選定しました。実レースシーンでは折り合い難でシーズン中の3レースいずれも力を出しきれずの感。

メズマライジング

主な戦績:2歳新馬戦 2着
 ディープインパクト産駒最終世代の一頭として選出。母はアメリカダートGI勝ちの常勝配合。ほぼ同レベルの牝馬同士でライトクオンタム(GIII シンザン記念優勝)との2択で天と地の結果となりました。
 新馬戦で僅差負けした後はフレグモーネで長期休養でシーズン終了。シーズン終了後の2走目は跛行競走中止のち抹消。7月中旬段階の情報では骨盤骨折により死亡。(7月13日に抹消 斃死と確定)
 これも競馬‥‥

アッシュフォード

主な戦績:3歳未勝利戦 4着
 ハーツクライの産駒で母は英愛オークス両方で3着。配合レベルとしては十分なはず。結果としては単に弱かった‥‥非力な印象否めません。

ガルヴァナイズ

主な戦績:2歳未勝利戦 2着
 日本ダービー2022優勝、友道康夫厩舎のリアルスティール産駒です。ノーザンファーム産で馬主は佐々木主浩。リアルスティールの母母モネンバシアと母父父キングマンボの全きょうだい3x3クロスはハマると面白そうだと選抜。結果としましては単に弱い‥‥。

 リアルスティール産駒全体が全く振るわなかったですね‥‥血統完成度が高すぎるためか、社台系より比較的小さな牧場の繁殖牝馬と配合された方が結果が良い傾向にあったのが興味深い点です。

ドウフォルス

主な戦績:3歳未勝利戦 3着
 ダービー馬ドウデュース同様のハーツクライ+アメリカ重賞母+友道康夫厩舎+キーファーズ(インゼル)の陣営です。
 この年で一番期待していたためショッキングと言わざるを得ない戦績です。それにしても、芝の新馬戦は能力云々以前に全然レースになってなかった印象なので、以降ずっとダートに使われているのは何故かな?と気になってます。重賞級ならどんなにハチャメチャな競馬をしても新馬戦くらいは勝つべきなのか‥‥。

JRAVANシェアポイント

11440 位
470193 P

総参加者数98627

 シェアポイントでの得点順です。

ミタマ 91人指名

主な戦績:矢車賞(1勝クラス) 優勝 G3 フェアリーステークス 12着
 父ハーツクライに母モナリザはジャイアンツコーズウェイの産駒でフランスG2オペラ賞2着・G1アイリッシュオークス3着・G1コロネーションステークス3着と十分な戦績。
 これで最近飛躍的に成績が伸びているチャンピオンヒルズ運営元のチャンピオンズファーム産なのだから活躍しないはずがありません。3歳牝馬長距離路線の部類に入る2200m特別戦の矢車賞勝ってオークス出なかったのは残念でしたが、その他は十分な戦績です。

バースクライ 161人指名

主な戦績:紅梅ステークス(リステッド競争)2着
 ゴドルフィンのハーツクライ産駒で母父はドバウィ。その物珍しさで選定してみました。
 紅梅Sは勝てなかったのが悔しいレース。優勝馬ダルエスサラームのデビッド・イーガン騎手がかなり斜行してあおりを受けていたのが気になりました。しかし、斜行がなくても勝てたとは全く思えないのも確かでした。

エイムインライフ 177人指名

主な戦績:2歳新馬戦 優勝
 母母ビリーヴはG1スプリンターズステークス優勝。父キトゥンズジョイは高勝ち上がり率で短めでのスピードも十分で桜花賞要員として選定しました。期間中にビリーヴの仔ジャンダルムがスプリンターズステークスを母仔二代制覇してくれたのは嬉しかったですね。

 阪神マイルでの新馬戦はラップ的に重賞級のものを感じましたが、2走目の1勝特別戦白菊賞では全く振るわず。以降も能力が低下するばかりの感でした。
 最後の出走は2023年2月のエルフィンステークス(リステッド)。レースへの復帰そして本来の能力発揮を心待ちにしています。

ロードアウォード 72人指名

主な戦績:3歳未勝利戦 3着
 ロードカナロアは欧州血統と相性が良い説に基づいて、母父ドバウィのこれを選択しました。レースレベルの割に賞金が高額なニュージーランドトロフィー要員と考えていたため、11月にライアン・ムーアの進言で去勢されて出走権を失ったのは残念でした。その後の勝ち上がりは期間終了後の明けて6月だったため、結果としてはNZTがどうこう以前の問題。

 ロードカナロア欧州血統と好相性説については、後ほどサドラーズウェルズの事を指していると分かりました。母シーザリオがサドラーズウェルズ産駒であるサートゥルナーリア配合を意図するのが正解で、ドバウィは何かが違います。

 ロードカナロアとの配合といえば、母父ハーツクライは打率が高いとされています。こちらはトニービンの成分が効いているのでしょうか。

サブエガ 166人指名

主な戦績:2歳未勝利戦 3着
 芝ダート兼用でマイル近辺という日本のレースシーンに適合しそうなキトゥンズジョイ産駒で比較的指名が少なかったため選択肢しました。調教も良。結果としては勝ち上がれず‥‥

 全ての結果が分かった今思うとシェアポイントで50人以上の馬を指名している段階で本命寄りといったレベルのようですが‥‥。

ナイトキャッスル 998人指名

主な戦績:萩ステークス(リステッド競走)2着 G3 ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス 5着
 ノーザンファームのシルバーステート産駒で重賞級のものを期待して指名しました。ディープインパクトに母アメリカダート馬の配合が成功するのなら、ディープインパクト産駒シルバーステートと日本ダートOPサダムグランジュテの配合はどうだろうか?という期待も込みです。

 母馬の能力を考慮してかダート1200mでデビューしたのは大変意外でした。シルバーステート産駒は全種牡馬で最もダートが苦手と考えても良い程の戦績のはずですが‥‥結果としてはそこで勝ち上がり。しかし札幌では芝の2歳OPクローバー賞で地方馬のジョリダムに敗れるなど散々なレースになる事も‥‥

 強敵と目されたグランヴィノスが出走した京都2歳Sで掲示板に載れたのは良かったですね。

 シルクホースレーシングの一番人気馬だった事は後になって知りました。確かに価格と予想される能力の比が良いです。4.8万円 400口=2400万円。現にもう2000万円近くも稼いでいます。

 POG期間中に行われたノーザンファームミックスセールで母サダムグランジュテが売却されたのもちょっと残念。(産駒がノーザンの基準では大して走ってないためでしょう)

ビップクロエ 484人指名

主な戦績:2歳未勝利戦 優勝
 繁殖牝馬のレベルを問わないシルバーステートの産駒です。ノーザンファーム産ならトレーニング内容も良いだろうとして選択しました。根本的に指名数がかなり多かったですね。

ダイヤモンドハンズ 8042人指名

 これはシェアポイントのルール理解前に選んじゃってます。競走成績に関してはnetkeibaの側に書いた通り。シェアポイントでこの人数だと、たとえダービーを勝ったとしても物足りない。

テイエムチョウテン 37人指名

主な戦績:3歳未勝利戦 7着 佐賀競馬へ移籍後 SAGAリベンジャーズ優勝 万緑賞優勝
 繁殖牝馬のレベルを問わないシルバーステートの産駒ながら、母の上ヘニーハウンドはG3ファルコンステークス優勝馬。かつ体格が良い上に調教もタイム良いため選びました。新馬戦はディープインパクト最終世代の一頭オープンファイアと対決でレースとしての注目度は高いものでした。先行一杯で敗れ以降は良いところなく中央終了。

 たとえ佐賀でも全くの未勝利では終わらなかったのはちょっとした救いです。

レモンオーラ 106人指名

主な戦績:3歳未勝利戦 14着
 父ハーツクライに母コッパはアメリカのダートG3ヴィクトリーライドステークス勝ちという通常高額な配合でこの不人気ぶりは面白いと選択しました。結果としては勝ち筋が見えない‥‥。